椎間板ヘルニア(片側椎弓切除術)

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椎間板ヘルニア(片側椎弓切除術)

今朝から急に後ろ足が立たなくなった
ダックスちゃん。

検査の結果、
椎間板ヘルニアだとわかりました。
腰椎2番目と3番目の間の椎間板物質が飛び出て、神経を重度に圧迫していたため
特に左足は完全に動かなくなっていました。

2日間内科的に管理しましたが全く改善ないので、手術をするしかありません。

腰椎2-3をマークして、そこから切開してゆき、椎骨の関節にアプローチします。

圧迫されている神経の上の骨をドリルで削ってゆき、露出させます。

すると中から、飛び出ていた椎間板がグズグズと出てきます。
よっぽど圧力がかかっていたのでしょう。

神経を傷めないように少しずつ椎間板物質をかき出してゆきます。

ほとんどはサクションという吸い取る機械で吸い取ってしまいましたが、
こんな感じの白いぶよぶよが狭い神経管の中に入り込んで、神経を圧迫していたのです。

この子は2日後に排尿、排便が自力でできるようになり、歩様も改善し退院してゆきました。
リハビリの経過も良好です。


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 腫瘍科認定医 瀧口 晴嵩