元気がないといらした、
1歳半の女の子のゴールデンハムスター。
お腹が張っていて、超音波検査で子宮に膿が溜まっていたことがわかりました。
ワンちゃんにもある
「子宮蓄膿症」です。
この子は呼吸不全になるまでお腹が張っていましたので、
とりあえず緊急処置として内容物を針をさして、吸引しました。
その量なんと8cc!!
小さなハムスターの体から考えると凄まじい量ですね。
後日手術で子宮摘出をしたこのハムちゃんは元気になりました。
ハムスターは生殖器の病気がとても多い動物です。
子宮ガン
卵巣癌
精巣がん
などのことです。
ワンちゃんの蓄膿症もかなり危険な病気ですが、
ハムちゃんも同様です。
ハムスターは元来調子が悪いことを隠す習性があるため、
病気の発見が遅れるきらいがあります。
このようにお腹パンパンで来院するケースも多いのです。
八千代市、船橋市の動物病院
はる動物病院
千葉県八千代市緑が丘西
1−15−2
047-406-5008
腫瘍科認定医 瀧口 晴嵩